Lely Campus

2014年1月30日に、マキシマ王妃は、マースルイス(オランダ)に当社の新事業所を開設しました。その日以来、自動搾乳システムの生産施設と本社は1つ屋根の下にあります。持続可能性とイノベーションはまた、複合建造物の設計と建設の際においても指針となる原則でした。

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大きな全体の中の一部分

本社と工場は、創造性とインスピレーションの中心であるLely Campusという全体の一部を形成しています。これはマースルイスのデイクポルデル地区の再開発のための総合計画の一部を成しています。 これにより、当社のビジネスに適合する、持続可能な活動を行う他のビジネスの為の空間が生まれます。村のような雰囲気のある住宅団地も開発中です。

キャンパスは社会、経済、科学が集まる、イノベーションのための場所です。

最も持続可能な建物

私たちは、最高のBREEAM認定を達成することを目指しました。BREEAMは、場所の選択、建設、エネルギー使用量などいくつかのポイントに基づいて建物の持続可能性を査定します。地形のデザインや持続可能な対策に関するコミュニケーションも認定の対象となります。 

正式なオープンを1週間後に控えた2014年1月20日に、BREEAM-NLの認証が現実のものとなりました。その時点でオフィスと工場は、ヨーロッパで最も持続可能なビジネス複合施設に認定されました。これにより当社は持続可能な建設の分野での先駆的な存在になりました。

Energy saving and environmental awareness

省エネルギーと環境保護意識

 

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当社は、環境への意識を高め、エネルギー消費とCO2 排出量を削減するための対策に多くの努力を注いでいます。当社の取り組みとして、その結果、年間343トンのCO2削減を実現しています。これは、サッカー場約32ピッチ分のサイズの森に相当します。 これらの持続可能な対策には、地熱と地中での冷蔵、(LED)照明に供給するバイオオイル燃焼CHPユニット、グレーウォーターシステム、風力タービン、屋内外照明、タップ、ドア、ブラインド用の完全自動センサーの実装などが含まれます。

 

鋼製サポートなしの構造

工場に接続した3つの細長いオフィスブロックで構成されているビジネス複合施設です。主としてプレハブ構造材料で構成された構造です。これにより、より安全な作業環境や高品質の最終製品など、さまざまな環境上のメリットがもたらされます。

 

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工場は真に革新的なデザインで設計されています。スマート構造のおかげで、工場の床には支柱がほとんどありません。これは生産工程を工場フロアで柔軟に設計できることを意味しています。 当社の生産施設ではリーン製造の原則を導入しています。生産ラインに沿った無駄が削減され、経路が最適化された結果、リードタイムなどが短縮されます。リーン方式によって生産のリードタイムが最大50%短縮されました。 

革新的であることに加え、工場も持続可能です。これにより、将来的な使用目的の変更または拡張が可能となっています。工場は100m2の内部庭園があり、快適な作業環境を提供することとともに、何よりもまず、水分と酸素のレベルを適切に調整することに貢献するという二重の利点があります。

Tour

Lely Virtual Tour

なぜ Lely なのか?

世界中の酪農家は自分たちの牧場をどのように設立し経営するかについて数々の選択を行っています。酪農家の皆様が牧場と自分自身のためのベストな選択をできるように、私たちは毎日サポートしています。私たちは現在、そして未来にわたりサステナブルな乳生産と牛肉の供給のため、効率的な牧場管理に貢献するアドバイスと革新的なソリューションを提供しています。

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