農業分野での生活を楽にし、持続可能で収益性が高く楽しい未来を確実にするために、当社は独立して働くのではなく、お客様に寄り添った活動を行っています。我々の努力はお客様との緊密な連携によって強化されています。お客様からのフィードバックや貢献はすべて、当社のコンセプトとソリューションを改善するための継続的なインプットとなります。
しかし、お客様は当社の各種パートナーのうちの一部に過ぎません。当社は、同じ分野または関連分野で活動している世界中の多数の組織と連携しています。ここでは、持続可能性とイノベーションもパートナーシップに着手するための重要な基準となっています。
我々のパートナーシップは、お客様のニーズに対応する能力をさらに向上させることを目的として、企業の買収合併からナレッジセンターや利益団体との戦略的提携にまで多岐にわたります。
1980年代に、当社はVermeer社向けのモジュール式カッティングバーの製造を開始しました。この企業は、農業、成形、環境機器の分野で活動している米国の家族経営会社です。20世紀末以来、当社の飼料収穫機はVermeerのブランド名で米国で販売されてきました。
2008年、LelyとVermeerは、ドイツのベーラーおよびラッパー製造のWelger Maschinenfabrik GmbH（現在はLely Vermeer Maschinenfabrik GmbH）を買収しました。
2016年、LelyとVermeerはこのパートナーシップを商業的サプライヤー関係に転換し、LelyはWolfenbüttel工場の完全な所有権を取得しました。
2008年、ソフトウェア開発専門のソーシング会社Triodorと共同で、ソフトウェア開発会社Lely Triodorを設立しました。イスタンブールを拠点に、現在および将来の課題に対応できるように設計されたソフトウェアシステムに取り組んでいます。
2009年に、Lely T4C（Time for Cows）を発売し、Lely Astronaut A3 Nextに標準仕様で対応しました。この管理システムにより、酪農家は具体的な管理情報にアクセスできるようになりました。2013年には、モバイルアプリケーションLely T4C InHerdを公開しました。
オートメーションとビッグデータは、農業分野の将来をますます支配していく傾向にあると見ています。将来に向けての当社の最終的な目標は、飼料の収穫、搾乳、給餌、繁殖に関して入手可能なすべてのデータをリンクすることにより、酪農家を引き続き支援することです。これにより、酪農家は正しい決定を迅速に行うことができるようになります。
2009年、当社はCA FNZ（Lely CA）との合弁事業を開始しました。現在、世界中の酪農家は搾乳技術と消耗品の知識を持つプロの営業チームのメリットを活用できます。
Lely CAは、自動搾乳システムのクリーニングなどのさまざまな目的のために、25,000戸を超える酪農家に包括的なサービスパッケージと一流の製品を提供しています。
Sustainable Agriculture Initiativeは、世界中の持続可能な農業の発展を刺激するための最も重要な食料安全保障イニシアチブです。私たちはこのプラットフォームのメンバーとして、世界で最大の食品会社とともに、より持続可能な農業の未来の発展に貢献しています。
世界中の酪農家は自分たちの牧場をどのように設立し経営するかについて数々の選択を行っています。酪農家の皆様が牧場と自分自身のためのベストな選択をできるように、私たちは毎日サポートしています。私たちは現在、そして未来にわたりサステナブルな乳生産と牛肉の供給のため、効率的な牧場管理に貢献するアドバイスと革新的なソリューションを提供しています。