ブログ7「個人保護」
EH:私たちは常に、手元に十分な個人用の保護具を用意するようにと言っています。これには法的な枠組みはありますか、それとも誰もが独自に適切と考える範囲で実施すればよいのですか?
HBY:最も重要なことは、自分の身を守ることです。事故は常に発生する可能性があり、個人用の保護装備を着用することが重要です。私が考えるに、最小限の保護とは目と手を守ることです。具体的にどのようなものが推奨されているかは、ラベルや安全データシート、弊社のLely化学物質表で確認することができます。これらの推奨事項の記載は必須です。それに従うかどうかは、自分自身の責任です。
EH:私が従業員の一人で、清掃・消毒用品の在庫管理が仕事の一部であるとします。個人用保護装備は自分でそろえる必要がありますか?
HBY:多くの場合、その必要はありません。実際、多くの国では、雇用主は、従業員に対して個人用保護装備を利用できるようにする義務があります。厳密に言えば、個人用保護装備が利用できない場合は、従業員としてこれらの作業の実行を拒否することもできます。
EH:雇用主も私に使用を義務づけることができるのでしょうか?
HBY:国によってはそうです。雇用主としては、どんな場合でも、リスクと結果を明確に説明します。なぜなら、もし従業員であるあなたに何かが起こり、あなたが個人用保護具を使用しなかった場合、あなたはその責任を完全に負うことになるからです。なぜそのような危険をおかす必要があるでしょうか?ちょっとした手間の問題だけです。
EH:全く同感です。幸いなことに、大多数のユーザーは自分たちが何をしているかを理解し、適切な予防策をとっています。そういえば、「ベスト5」のような予防策はあるのでしょうか?
HBY:個人用保護装備に関してならあります。安全眼鏡やフェイスマスクなど、目の保護が第一です。どんな形であれ、目の保護は最優先事項です。次に、手袋、安全靴、衣類、頭部の保護具と続きます。
EH:これらの付属品は、農家が自分で購入することが前提になると思います。その件で、農家は Lely に相談することはできますか?
HBY:Lely は、保護眼鏡や手袋といった必需品を供給しています。それ以外の物は現地で購入する方がよいかもしれません。
EH:そのようですね。ある農家の方が最近、保護装備の供給業者としてある専門会社を選んだとおっしゃっていました。その業者は、利用したい他の品も供給していたからです。救急箱、洗眼剤、安全標識用のステッカーも忘れないで下さい。
HBY:全くその通りです。個人用保護装備も一つですが、万が一何かあったときに、できるだけ早く問題を解決するのに役立つものも持っていたいものです。