2050年に向けた世界的な食糧問題に対応できるようにするためには、人、牛、環境に責任を持って対処することが重要です。当社にとって、このことはお客様から信頼される長期的なパートナーであることを意味します。当社はまた、持続可能な製品を開発することにより、より良い世界を次世代に引き継ぎたいと考えています。

持続可能な製品

自然と農業は密接に関連しています。我々は水とエネルギーの使用を最小限に抑えるための持続可能な解決策を考え出すことにより、酪農家をサポートしています。

当社の目標は、エネルギーニュートラルな酪農を実現することです。つまり、各牧場が自分で作り出すエネルギーのみを使用するということです。そのためにまずエネルギー消費量の削減に目を向けます。一例として、より経済的な搾乳ロボットを使用して搾乳し、バッテリー駆動の自動給餌システムとバーンクリーナーを使用します。

Lely Vector給餌ロボットとLely Astronaut搾乳ロボットは、給餌と乳生産の効率性を高めます。

持続可能な製品開発

変化する市況に迅速に対応できるように、当社は自社の生産施設で製品を製造し、現地のサプライヤーと協力しています。これは意識的な選択であり、農業分野に沿って持続的に発展することを可能にします。このようにして初めて、当社は現在も未来もお客様にとって信頼できるパートナーであり続けることになるのです。

製造工程では、機械の製造に必要なすべての原材料と工程を慎重に検討しています。可能な限り可動部品の使用を削減し、当社の機械とソリューションが長期間使用に対応できるようにします。材料の使用を減らすことにより、機械のメンテナンスを高め寿命を延ばしています。機械には耐久性があり、エネルギー資源を可能な限り節約しているかエネルギーニュートラルのいずれかです。

二つの製造拠点

当社の生産施設は、世界中に2つあります。各施設が当社製品の一部を生産しています。Maassluis(オランダ)では、牛舎で使用する製品を製造します。 米国のPellaでは、現地市場向けに製造しており、Duiven(オランダ)はLely Consumablesの本拠地であり、メンテナンス製品とオリジナル部品を担当しています。

Lely Taurus.JPG

再生された搾乳ロボット

将来性のある製品にすることにより、当社は長い耐用年数を保証します。当社の搾乳ロボット LelyAstronautは、耐久性の高い搾乳システムであることがすでに証明されています。長年の信頼できるサービスの後でも、この機械は前例のない品質を発揮し続けています。

Lely Taurusプロジェクトでは、当社の自動搾乳システムが再生更新されています。アップグレードと技術的な調整が施された搾乳ロボットには「Lely Taurus Certified」のラベルが貼られ、今後何年にもわたって効率的に牛を搾乳する準備ができています。

持続可能な建物

創業当初から本社はMaassluis(オランダ)に設立されています。2013年以来、本社とオランダの生産拠点は一つの屋根の下にあるLelyCampusに置かれています。新たなオフィスと工場の設計と建設におけるもっとも重要な原則は、持続可能性でした。

私たちは、最高のBREEAM認定を取得することを目指しました。BREEAMは、立地の選択、建設、エネルギー使用など、いくつかのポイントに基づいて建物の持続可能性を査定するものです。2014年に認定が現実のものになったとき、オフィスと工場はヨーロッパで最も持続可能なビジネス複合施設に認定されました。

私たちはLely Campusを非常に誇りに思っています! 2014年1月31日、マクシマ王妃が公式にこの複合施設のオープンに立ち会いました。

なぜ Lely なのか?

世界中の酪農家は自分たちの牧場をどのように設立し経営するかについて数々の選択を行っています。酪農家の皆様が牧場と自分自身のためのベストな選択をできるように、私たちは毎日サポートしています。私たちは現在、そして未来にわたりサステナブルな乳生産と牛肉の供給のため、効率的な牧場管理に貢献するアドバイスと革新的なソリューションを提供しています。

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