高品質のミルクをバルククーラーに貯めておくことが、すべての牧場にとって常に関心を持たれています。Lely Astronaut を導入して自動搾乳を選択したお客様には、高品質のミルクが保証されています。乳房の洗浄と治療、乳質管理、牛乳の輸送、冷却、ロボット洗浄システム：すべてが高品質の牛乳を保証するように設計されています。
健康な乳牛
乳質を継続的に監視することにより、バルククーラー内の高品質のミルクが保証されます。そうすることで牛の健康状態にも注意を払うことができます。異常があれば直ちに警告されるため、必要に応じて迅速に対応できます。
ブラシによる乳頭洗浄：最善の手法
乳房が健康であればあるほど、乳質が向上します。Lely Astronautには独自のブラシクリーニングシステムが装備されています。乳頭の周囲と乳房の下側を洗浄できるのはブラシのみです。汚れや糞尿が固く付着していてもブラシによって除去できます。ブラシによる乳頭洗浄は、泌乳を刺激する効果もあります。
各牛の乳頭洗浄後、ブラシは徹底的に消毒され、相互感染のリスクを最小限に抑えます。
常時モニタリング
搾乳開始後すぐに、Lely MQC（Milk Quality Control）システムが作動します。MQCシステムは乳質を示す一連の有用な指標である、乳色、乳伝導率、乳温、乳中体細胞数(オプション)を測定します。乳脂肪とタンパク質比なども表示されます。これにより牛の総合的な健康状態や飼料の問題を確認することもできます。モニタリングは搾乳のたびに自動的に行われ、データはすぐに利用可能な情報に変換されます。何らかの理由で乳質に偏差が生じた場合、牛乳を自動的に分離するオプションもあります。
モニタリングシステムは、乳房直下のロボットアーム内部に取り付けられており、MQCは乳房付近に配置されることで、乳質を分房ごとに正確に監視します。
乳房炎を未然に防ぐ
すべての酪農家は乳房炎の予防に努めています。乳房炎は牛に多大な痛みを引き起こすだけでなく、乳量の低下、治療費の増加、作業量増加を引き起こします。乳質管理システムは乳房炎を早期に発見するのに役立ちます。オプションのMQC-C機能は、各牛の乳中体細胞数を定期的に測定し、牛の健康状態を常に監視できます。懸念され得る偏差は、Lely T4C管理プログラムに直ちに表示されます。早い段階で対策を講じることで、良好な健康状態と高い乳量を確保し、獣医費用を回避することができます。